小林製薬「紅麹」健康被害問題について

京都市中京区の弁護士西谷拓哉です。

 さて、現在、小林製薬の「紅麹」原料を使ったサプリメント「紅麹コレステヘルプ」を摂取した消費者が腎疾患を発症する被害が発生しています。

2024年(令和6年)3月29日の午後2時の同社の記者会見によると

現在、因果関係を調査している

①死亡者数が5名、

②入院患者が114名、

③通院・通院を希望する消費者数が680名

に及ぶという話が出ています。

 現在、同社は、個別に連絡が来た消費者に対しては、電話にて、通院についての費用の負担や検査費用の負担の申入れをするとともに、

対象消費者の病歴や持病の聞き取りなどを進めていると記者会見にて回答しています。

 今後、同社がどのように、対象消費者への賠償・補償などをしていくのか、全容がまだ、見えないところであります。

 当事務所では、引き続き、小林製薬の「紅麹」健康被害問題の動向を注視するとともに、京都・大阪・滋賀・奈良県内で、小林製薬の「紅麹」原料を使ったサプリメント「紅麹コレステヘルプ」等の健康被害に遭われた方で、今後の同社との対応について不安を感じられている消費者のみなさまの法律相談に応じたいと考えています。

どの程度、法律相談を希望される消費者のみなさまがおられるか分からないところではありますが、

法律相談をご希望する被害者・そのご家族の方がおられましたら、当事務所の「お問合せフォーム」からお申し込みください。

 それでは、被害に遭われたみなさまの一刻も早いご回復をお祈りいたします。